皆様、こころ落ち着け、日々お過ごしでしょうか。
大型連休ものこり2日、有意義に過ごしていきましょう。
さて、今日も写経4日~5日の経過報告を行います。(まとめて報告しますが、毎朝5分間続けています。)
4日目「照見五蘊皆空」(しょうけんごうんかいくう)
5月2日も休日なので、朝ゆとりをもって筆を持ちました。
「照見五蘊皆空」(しょうけんごうんかいくう)の意味

イッキュウ先生、どういう意味かおしえてくっださーい。

よろしい。少し長くなるよ。
「五蘊は皆、空なりと照見して」と読みくだすことができ、「私たちの肉体も、身も心も、頭で考えるすべてものは空であることを見通された」という意味。
「五蘊」とは仏教の説く四苦八苦の一つ。諸存在を構成する物質的、精神的五つの要素①色②受③想④行⑤識が寄り集まってできた心と体を意味する。
- 色・・・対象物、すべての物質を指し示す。
- 受・・・物事を見る、外界からの刺激を受ける「心」の機能
- 想・・・見たものについて何事かイメージする「心」の機能
- 行・・・イメージしたものについて何らかの意思判断を下す「心」の機能
- 識・・・過去の知識や経験からそれを認識する。

五つの要素は、同じ状態を保ち続けているわけではなく、刻一刻と変化していく。これが「空(くう)」です。観音さまはこれがありありとわかった(照見した)」といったのだよ。

うーん。難しい。。。

大丈夫。「般若心経」を読みすすめていくうちに理解できるようになるので、ゆっくり進めていこう。

今後、「空」を深掘りしてみよう。では早速書いてみよう。
「蘊」(意味:①積み蓄える②物事の奥底)とう字はなかなか書かないな。
この機会に覚えよう。
今日の法話(要点)
変化を恐れず昨日とちがう今日を楽しむ。どんなできごとでも、条件が異なれば結果も変わってくる。日々変化を楽しむ心のゆとりが大切。

変化に対応し大らかに過ごせるよう頑張ろう。
5日目「度一切苦厄」(どいっさいくやく)
5月3日、昨日から「りんりん」(姪っ子)と「じゅんしゅん」(甥っ子)がうちに泊まりに来ている。二人が遊びに気をとられている隙に筆を持ちました。
「度一切苦厄」(どいっさいくやく)の意味

おーい。イッキュウ先生、今日の言葉は短いね。意味をおしえてけれ。

短くてもしっかり理解するように。
「(観音さまは)あらゆる苦しみや災厄から救われる道を示された」という意味。
「苦」とは、単に苦しいことではなく自分の思い通りにならないこと。。
「厄」とは、不吉という意味ではなく行き詰ること。
「苦厄」とは外からもたらされるものではなく自分自身の内面の状態。

観音さまも、修行をとおして「苦厄」を克服するすべをを発見したのだな。よし、では早速書いてみよう。

一文字一文字を慎重に書くと、全体のバランス(特に中心がずれる)が悪くなるな。
まず、全体のイメージをもって書き進めていけるよう頑張ろう。
写経をはじめて不思議なことも?
今日、「kinako」他大勢と散歩しているとき、信号が点滅した為急いで横断歩道を渡りました。
しばらくしてポケットを触ると、スマホがない。
どこかに落とした!!
慌てて戻ると、横断歩道の真ん中にスマホが落ちているではないか。
「me」(blog筆者)が横断歩道を通過して、少なくても3回信号が変わったので、結構車が往来しているはず。。
きっと、スマホが無残な姿になっているにちがいない。
なかばあきらめて、急いでスマホを拾いました。
結果、、、なんと「無傷」。。これは、、、まちがいなく功徳(ご利益)ではないのか。
それとも、たまたま運がよかっただけか。
まっ、何事もなく良かった。良かった。
今日の法話(要点)
自分の都合で物事をとらえ、思い通りにならないことを苦といいます。そのことに気づくことが大切。

そうだな。自分の思い通りにならないことが多い。そのことにいちいち腹を立てていたら無駄だな。
本日はここまで。
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